百ヶ日(ひゃっかにち)

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出苦忌(しゅっくき)・卒哭忌(そつこくき)とも呼びます。
故人が新仏となって初めての法要です。

百ヶ日(ひゃっかにち)とは

百ヶ日は故人が新仏となって(忌明け後)初めての法要です。

100日たったといえ悲しみは無くなりませんが、
百ヶ日は「卒哭忌(そっこくき)」ともいい、「卒」は卒業、「哭」は声をあげて泣きさけぶ、つまり「悲しんで泣くのを卒業する」という意味を持ちます。

四十九日と同じくらいの規模で法要を行うべきところですが、
最近では親族や親しい友人のみでおこないことが多くなっています。

「偲ぶ会」や「おわかれ会」は百ヶ日(ひゃっかにち)に合わせて行われることが多いです。

中陰法要と年忌法要を結ぶ法要で、「十王信仰」の10の審判のうちの8つ目の審判です。また、8つめの審判をする裁判官は平等王(びょうどうおう)で、その本地は観音菩薩(かんのんぼさつ)です。

「十王信仰」は、
「仏教が伝来した後に、中国で生まれた信仰であり、亡者が「初七日」〜「七七日(四十九日)」と「百ヶ日」を含めた8つの忌日と、「一周忌」、「三回忌」の2つの年忌の、合計10度の時点で、冥界の十人の王に審判を受ける出典:Wikipedia」
という信仰です。

<由来>

土葬をしていた時代、死後100日目あたりで白骨化することから、100日目に死者の魂が肉体をはなれると信じられていたという説があります。