年忌法要(ねんきほうよう)

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亡くなった日(命日)と同月同日に毎年行われる法要のことをいいます。

年忌法要(ねんきほうよう)とは

亡くなった同月同日を祥月命日といいます。祥月命日に行う法要を年忌法要といいます。
例えば、ある人が1月1日に亡くなったとすると、祥月命日は毎年の1月1日になります。

年忌法要(ねんきほうよう)の種類

下表の日程で法要を行います。

年忌法要の場合一周忌は亡くなってから満1年目ですが、満2年目から三回忌となります。
三回忌以降の○回忌などの「回忌」とつく法要は満「○ー1」年になりますので注意してください。

一周忌、三回忌は四十九日についで大事な法要となります。
親族を招いて、規模の大きな法要を営みます。

一周忌、三回忌は、「十王信仰」に基づく10の審判のうちの9,10番目の審判です。
七回忌、十三回忌、三十三回忌は、日本独自につくられた「十三王信仰」に基づく13の審判のうちの11,12,13番目の審判です。

以降は規模を小さくしていきますが、七回忌含め、十三回忌まではなるべく決まった年に法要を行ないます。以降はいくつか飛ばして行なわれるのが一般的です。

年忌法要の回数は、地域の慣習や菩提寺の考えによって異なりますが、一般的には三十三回忌で年忌法要を終え、永代供養とすることが多いようです。最後の法要を「弔い上げ(とむらいあげ)」といいます。また、年忌法要を打ち切るということで「年忌止め」ともいいます。五十回忌で年忌止めとする場合もあります。 普通五十回忌からは遠忌(おんき)といいいます。

<弔い上げ(とむらいあげ)の由来>

「神道では三十三回忌をもって荒御霊が和御霊(祖霊)になるとするため、三十三回忌を区切りとする。
日本の仏教の一部では、神仏習合の影響により、三十三回忌・五十回忌をめどに「祖先神」として一体化すると考える場合もある。出典:Wikipedia」

<回忌の由来>

「三ないし七にて勤めるのは、一般的に儒家の三魂七魄に基づいている。 あと、「十三回忌」は、十二支が一巡する事をもとに勤めると考え「二十五回忌」は、十二支が二巡したとも五十回遠忌の半分とも考える。出典:Wikipedia」

年忌法要の種類

年忌法要の場合一周忌は亡くなってから満1年目ですが、満2年目から三回忌となります。
三回忌以降の○回忌などの「回忌」とつく法要は満「○ー1」年になりますので注意してください。

法要の種類 時期
(死後)
補足



一周忌 満1年目 一般に、この日までが「喪中」とされます。
友人、親戚を呼び、僧侶がお経を上げます。
供養を行った後に会食をします。
三回忌 満2年目 同上
七回忌 6年目 遺族、親族で供養し、 七回忌以降は、少しずつ規模 を小さくするのが一般的です。
十三回忌 12年目 遺族だけで行うことが多いです。
十七回忌 16年目 同上
二十三回忌 22年目 同上
二十七回忌 26年目 同上
三十三回忌 32年目 同上
五十回忌 49年目 同上。以後50年ごと、百回遠忌(99年目)、百五十回遠忌(149年目)と行う場合もありますが、 ここで終了するのが一般的です。