質問詳細
寺院墓地と宗派についてお伺いします。
我が家は浄土真宗の大谷派で以前はその宗派のお寺にお世話になっていましたが
祖父が亡くなり、今までお世話になっていたお寺に新たにお墓を立てるスペースが無いと言うことで、宗派を問わず受け入れてくれる寺院墓地(禅宗)に祖父のお墓を立て、先祖のお墓をその隣に移しました。
寺院墓地には永代使用料を支払い、毎年管理料を支払っておりますが
檀家にはなっておりません。
お墓は禅宗の寺院墓地にありますが、先祖の法要などは檀家になってる浄土真宗のお寺にお願いしてやっております。
この状況について何か問題はありますか?
寺院墓地の宗派とお仏壇の宗派が異なっていて問題があると指摘され、お墓を移動するか、寺院の宗派に改宗した方が良いといわれたのですが、そうなのでしょうか?
お仏壇の宗派とお寺の宗派が統一していた方が良いのは分かりますが
お墓を移動するにも大変ですし、宗派をお墓の宗派に変えるというのも。
そこまでしないといけないほどの大変な問題なのでしょうか。。。
回答1
通常、寺院墓地にお墓を建てるということはそのお寺の檀家になることが条件となり、他宗派のお寺様が来て法要をするということはあり得ません。
しかし、ご質問者様の場合、実際に真宗大谷派のお寺様に法要を行っていただいております。そういうことでしたら、何の問題もありません。
「禅宗のお寺様の管理する宗派不問のお墓に真宗大谷派のお客様がお墓を建てた」とお考えいただければよろしいかと思います。
ご質問者様の場合には、「寺院墓地の宗派とお仏壇の宗派が異なっている」ということにはなりません。管理している寺院墓地が禅宗であるというだけです。これが、もしもご質問者様が禅宗に改宗されていてお仏壇だけが真宗大谷派であるならばおかしいということになります。
ご質問ありがとうございました。
回答者:株式会社石善/広岡 務