Raphael von Koeber  [ らふぁえる・ふぉん・けーべる ]

Raphael von Koeber
生誕年月日 1848年1月15日
出生地 ロシア ニジニ・ノヴゴロド州
没年月日 大正12年(1923年)6月14日
没地 横浜市
特記事項 職業:大学教授
主な著書:「ケーベル博士小品集」「ケーベル博士小品集.続」「ケーベル博士小品集.続々」
経歴 「ケーベル先生」と呼ばれ敬愛された、東京大学で哲学を講じたドイツ系ロシア人。
21年間東大に在職し、ドイツ哲学を中心に、哲学史、ギリシア哲学など西洋古典学も教えた。美学美術史も、彼が初めて講義したものである。
教え子には安倍能成、岩波茂雄、阿部次郎、九鬼周造、和辻哲郎、深田康算、大西克礼等多数おり、夏目漱石も講義を受けている。

モスクワ音楽院でピョートル・チャイコフスキーに師事しており、東京音楽学校(現・東京藝術大学)ではピアノも教えていた。また、日本におけるオペラ初演(グルック作曲「オルフォイス(オルフェオとエウリディーチェ)」の上演)ではピアノ伴奏を行っている。
著作には哲学・美学・音楽分野など専門的なものもあるが、随筆集が最も有名。

豊島区の静かで落ち着いた雰囲気の霊園

豊島区の南部に位置する東京都営の共同墓地。都内にもかかわらず、静かで落ち着いた雰囲気の漂う霊園です。 夏目漱石の小説『こゝろ』の舞台になっていると言われています。 多くの著名人がこの霊園で眠ることでも有名で、霊園管理事務所(霊園の東端、中央)に、都立雑司ヶ谷霊園に眠る著名人の紹介パンフレットが用意されています。江戸・明治・大正・昭和と、この地域で活動した文化人を通して、この地域の文化や歴史の一端に触れることができます。


Raphael von Koeberの墓碑位置

1-東6-2

墓情報

埋葬地名 都営 雑司ケ谷霊園
ウェブサイト http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index071.html
所在地 東京都豊島区南池袋4-25-1
最寄駅 • 東京メトロ有楽町線「東池袋駅」徒歩約10分
• 東京メトロ地下鉄副都心線「雑司が谷駅」徒歩約10分
• JR山手線「池袋駅(東口)」徒歩約15分
• 都電荒川線「雑司ヶ谷駅」徒歩約5分
最寄I.C. 首都高速都心環状線 護国寺 約5分
拝観時間 午前8時30分~午後5時15分
拝観料 無料
周辺情報 護国寺、区立中央図書館、東京大学付属植物園

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