渡辺重石丸  [ わたなべいかりまろ ]

渡辺重石丸
生誕年月日 天保8年11月15日(1837年12月12日)
出生地 豊前国中津(現・中津市)
没年月日 大正4年(1915年)10月19日
没地  ------------- 
特記事項 職業:国学者
本姓:国前直
初名:重任
通称:与吉郎、鉄次郎
号:豊城、鶯栖園隠士
経歴 幕末明治期の国学者。
祖父重名、父重蔭、兄重春いずれも国学で知られた国学者一家。早くから中津藩儒手島物斎、同野本白巌に漢学を学び、安政4(1857)年中津に私塾道生館を開いて子弟を教授し、敬神尊皇の精神を浸透させた。慶応3(1867)年、平田篤胤の著書を読み、その没後門人となる。明治2(1869)年京都皇学所御用掛兼講官となったが、皇学所が廃されて大学校教授に転じ、大学校も廃されて平田銕胤の塾に迎えられた。のち大教院、教部省などに出仕したが、10年以後は東京の麹町に私塾道生館を再開して専ら教育と著述に従った。「固本策」を読んだ乃木希典はいたく感激させられたという。

豊島区の静かで落ち着いた雰囲気の霊園

豊島区の南部に位置する東京都営の共同墓地。都内にもかかわらず、静かで落ち着いた雰囲気の漂う霊園です。 夏目漱石の小説『こゝろ』の舞台になっていると言われています。 多くの著名人がこの霊園で眠ることでも有名で、霊園管理事務所(霊園の東端、中央)に、都立雑司ヶ谷霊園に眠る著名人の紹介パンフレットが用意されています。江戸・明治・大正・昭和と、この地域で活動した文化人を通して、この地域の文化や歴史の一端に触れることができます。


渡辺重石丸の墓碑位置

1-11-6

墓情報

埋葬地名 都営 雑司ケ谷霊園
ウェブサイト http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index071.html
所在地 東京都豊島区南池袋4-25-1
最寄駅 • 東京メトロ有楽町線「東池袋駅」徒歩約10分
• 東京メトロ地下鉄副都心線「雑司が谷駅」徒歩約10分
• JR山手線「池袋駅(東口)」徒歩約15分
• 都電荒川線「雑司ヶ谷駅」徒歩約5分
最寄I.C. 首都高速都心環状線 護国寺 約5分
拝観時間 午前8時30分~午後5時15分
拝観料 無料
周辺情報 護国寺、区立中央図書館、東京大学付属植物園

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