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A. お墓の使用名義人により「祭祀［さいし］の承継者」として指名された人が、お墓を継承することになると、民法で定められています。生前の使用名義人による指名がなかった場合は、一般的には使用名義人の長男が承継者となることが多いようですが、使用名義人と生前同居し、身の周りの世話をよくしていた者がいた場合は、その者が承継者となる場合もあるようです。
また、民法上、お墓を継承する人は、お墓の使用名義人の親族である必要はないですが、霊園・墓地によっては承継者の範囲を規定している場合もありますので、念のため事前に確認しておきましょう。
