川本幸民  [ かわもとこうみん ]

川本幸民
生誕年月日 文化7年(1810年)
出生地 三田藩(現・兵庫県三田市)
没年月日 明治4年6月1日(1871年7月18日)
没地  ------------- 
特記事項 活動:蘭学者
名:裕
号:裕軒
主な著書:「気海観瀾広義」「遠西奇器瀾」「化学新書」
親族:川本周安(父)
経歴 三田藩侍医であった川本周安の子で、幕末~明治維新期の蘭学者。その業績から、日本の化学の祖とも言われる。

三田藩藩主九鬼隆国により江戸留学し、足立長雋、坪井信道らに蘭学を学び物理・化学に精通する。その後帰郷し、父と同じ藩医に任命される。その後、薩摩藩藩主島津斉彬に見出され、薩摩藩籍となり、薩摩藩校学頭、蕃書調所教授となる。その後三田に戻り英蘭塾を開校し、分校が出来るほど盛況となる。
白砂糖、マッチ、銀板写真なども試作し、日本の科学の発展に貢献。また、1853年(嘉永6年)頃、日本で初めてビールを試醸し、浅草の曹源寺で試飲会を開催したとされる。

豊島区の静かで落ち着いた雰囲気の霊園

豊島区の南部に位置する東京都営の共同墓地。都内にもかかわらず、静かで落ち着いた雰囲気の漂う霊園です。 夏目漱石の小説『こゝろ』の舞台になっていると言われています。 多くの著名人がこの霊園で眠ることでも有名で、霊園管理事務所(霊園の東端、中央)に、都立雑司ヶ谷霊園に眠る著名人の紹介パンフレットが用意されています。江戸・明治・大正・昭和と、この地域で活動した文化人を通して、この地域の文化や歴史の一端に触れることができます。


川本幸民の墓碑位置

1-2-1

墓情報

埋葬地名 都営 雑司ケ谷霊園
ウェブサイト http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index071.html
所在地 東京都豊島区南池袋4-25-1
最寄駅 • 東京メトロ有楽町線「東池袋駅」徒歩約10分
• 東京メトロ地下鉄副都心線「雑司が谷駅」徒歩約10分
• JR山手線「池袋駅(東口)」徒歩約15分
• 都電荒川線「雑司ヶ谷駅」徒歩約5分
最寄I.C. 首都高速都心環状線 護国寺 約5分
拝観時間 午前8時30分~午後5時15分
拝観料 無料
周辺情報 護国寺、区立中央図書館、東京大学付属植物園

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