片倉鶴陵  [ かたくらかくりょう ]

片倉鶴陵
生誕年月日 宝暦1年(1751年)
出生地 相模国(現・神奈川県)津久井郡
没年月日 文政5年9月11日(1822年10月25日)
没地  ------------- 
特記事項 字:深甫
通称:元周
号:鶴陵
主な著書:「黴癘新書」「傷寒啓微」「保嬰須知」「青嚢瑣探」「静倹堂治験」「産科発蒙」
経歴 江戸後期の産科医で、世界で初めて係蹄法による鼻茸離断法を実施した人物。
医師片倉周意の養子になり、医学を多紀藍渓に,儒学を井上金峨(きんが)に、産科学を賀川玄迪に学ぶ。江戸で医者として開業し、鼻茸手術を創始し、名医の評判を上げる。また町医として珍しく多く著書も出しており、49歳で刊行した「産科発蒙」にはオランダの産科図や、イギリスの産科書から採った産科鉗子の図を載せ、日本で初めて産科鉗子の使用法を紹介したとされる。
50歳のとき江戸城大奥の難産に呼ばれ治療したことがあり、官位のない町医が江戸城に招かれて治療に当たるのは極めて異例の事である。

豊島区の静かで落ち着いた雰囲気の霊園

豊島区の南部に位置する東京都営の共同墓地。都内にもかかわらず、静かで落ち着いた雰囲気の漂う霊園です。 夏目漱石の小説『こゝろ』の舞台になっていると言われています。 多くの著名人がこの霊園で眠ることでも有名で、霊園管理事務所(霊園の東端、中央)に、都立雑司ヶ谷霊園に眠る著名人の紹介パンフレットが用意されています。江戸・明治・大正・昭和と、この地域で活動した文化人を通して、この地域の文化や歴史の一端に触れることができます。


片倉鶴陵の墓碑位置

1-8-18

墓情報

埋葬地名 都営 雑司ケ谷霊園
ウェブサイト http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index071.html
所在地 東京都豊島区南池袋4-25-1
最寄駅 • 東京メトロ有楽町線「東池袋駅」徒歩約10分
• 東京メトロ地下鉄副都心線「雑司が谷駅」徒歩約10分
• JR山手線「池袋駅(東口)」徒歩約15分
• 都電荒川線「雑司ヶ谷駅」徒歩約5分
最寄I.C. 首都高速都心環状線 護国寺 約5分
拝観時間 午前8時30分~午後5時15分
拝観料 無料
周辺情報 護国寺、区立中央図書館、東京大学付属植物園

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