井上哲次郎 [ いのうえてつじろう ]
画像元:Wikipedia
生誕年月日 | 安政2年12月25日(1856年2月1日) |
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出生地 | 福岡県太宰府市 |
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没年月日 | 1944年(昭和19年)12月7日 |
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没地 | ------------- |
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特記事項 | 活動:哲学者 号:巽軒 通称:井の哲(イノテツ) 著書:「孝女白菊詩」「新体詩抄」「哲学字彙」「明治哲学界の回顧」「日本陽明学派之哲学」「日本古学派之哲学」「日本朱子学派之哲学」 |
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経歴 | 日本の哲学者であり、新体詩運動の先駆者でもある。7年近くドイツに留学した経験より、欧米哲学を日本に紹介し、帝国大学で日本人で初めて、哲学の教授となった。また、新体詩運動の先駆者でもある。帝大英語講師小泉八雲を解任、後任に夏目漱石を据えた人物としても有名。 国家主義の観点より宗教に対する国家の優越を強く主張し、第一高等中学校教員であった内村鑑三がおこした不敬事件(教育勅語奉読式において天皇親筆の署名に対して最敬礼をおこなわなかった)ではキリスト教を非難し、植村正久と論争する。またそれ以外にも体制側の活動家として明治日本政府の道徳主義の思想界における切り込み隊長となった。しかしながら、国民道徳としての『教育勅語』には限界を覚え、世界道徳を説くに至り、現実即実在論を援用して、国民道徳と世界道徳との矛盾を解消しようとした。 また、「美学」「意識」「人格」「絶対」「相対」など、西洋哲学の概念にあう熟語を作った。 |
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豊島区の静かで落ち着いた雰囲気の霊園
豊島区の南部に位置する東京都営の共同墓地。都内にもかかわらず、静かで落ち着いた雰囲気の漂う霊園です。 夏目漱石の小説『こゝろ』の舞台になっていると言われています。 多くの著名人がこの霊園で眠ることでも有名で、霊園管理事務所(霊園の東端、中央)に、都立雑司ヶ谷霊園に眠る著名人の紹介パンフレットが用意されています。江戸・明治・大正・昭和と、この地域で活動した文化人を通して、この地域の文化や歴史の一端に触れることができます。
井上哲次郎の墓碑位置
1-19-6
墓情報
埋葬地名 | 都営 雑司ケ谷霊園 |
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ウェブサイト | http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index071.html |
所在地 | 東京都豊島区南池袋4-25-1 |
最寄駅 |
• 東京メトロ有楽町線「東池袋駅」徒歩約10分 • 東京メトロ地下鉄副都心線「雑司が谷駅」徒歩約10分 • JR山手線「池袋駅(東口)」徒歩約15分 • 都電荒川線「雑司ヶ谷駅」徒歩約5分 |
最寄I.C. | 首都高速都心環状線 護国寺 約5分 |
拝観時間 | 午前8時30分~午後5時15分 |
拝観料 | 無料 |
周辺情報 | 護国寺、区立中央図書館、東京大学付属植物園 |