高橋順太郎  [ たかはしじゅんたろう ]

高橋順太郎
生誕年月日 安政3年3月28日(1856年5月2日)
出生地 加賀国金澤勘解由町(金沢市瓢箪町)
没年月日 大正9年(1920年)6月4日
没地 東京府麹町区
特記事項 通称:順太郎
諱:信之(もりゆき)
研究分野:薬理学
研究機関:帝国大学医科大学
母校:東京医学校
主な業績:帝国大学医科大学薬物学教室の設立に寄与、日本薬理学会の設立を提案、肺結核薬「ファゴール」の創製、輸入肺炎薬『オプトヒン』、『レミジン』国産化
主な受賞歴:正三位勲一等瑞宝章
経歴 明治・大正期の医学博士、薬理学者で、東京帝国大学医科大学初代薬物学教授。医術開業試験医員、日本薬局方調査委員、理学文書目録委員会委員、東京帝国大学評議委員などをつとめた。
著作に「河豚之毒」「肝油ノ効果ヲ論ス」「ファゴール二就テ」などがある。
第一次世界大戦当時に大流行したスペインかぜ(流行性感冒)が世界的に蔓延し、アメリカのスペインかぜの死者は欧州で戦死するアメリカ軍人の9倍に上ったが、順太郎は肺炎薬「レミジン」の服用と最新鎮咳剤「アンチッシン」を感冒の処方薬として服用を推奨し処方箋を告知、日本における蔓延防止と多くの人命を救った。

豊島区の静かで落ち着いた雰囲気の霊園

豊島区の南部に位置する東京都営の共同墓地。都内にもかかわらず、静かで落ち着いた雰囲気の漂う霊園です。 夏目漱石の小説『こゝろ』の舞台になっていると言われています。 多くの著名人がこの霊園で眠ることでも有名で、霊園管理事務所(霊園の東端、中央)に、都立雑司ヶ谷霊園に眠る著名人の紹介パンフレットが用意されています。江戸・明治・大正・昭和と、この地域で活動した文化人を通して、この地域の文化や歴史の一端に触れることができます。


高橋順太郎の墓碑位置

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墓情報

埋葬地名 都営 雑司ケ谷霊園
ウェブサイト http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index071.html
所在地 東京都豊島区南池袋4-25-1
最寄駅 • 東京メトロ有楽町線「東池袋駅」徒歩約10分
• 東京メトロ地下鉄副都心線「雑司が谷駅」徒歩約10分
• JR山手線「池袋駅(東口)」徒歩約15分
• 都電荒川線「雑司ヶ谷駅」徒歩約5分
最寄I.C. 首都高速都心環状線 護国寺 約5分
拝観時間 午前8時30分~午後5時15分
拝観料 無料
周辺情報 護国寺、区立中央図書館、東京大学付属植物園

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