鬼坊主清吉  [ おにぼうずせいきち ]

鬼坊主清吉
生誕年月日 安永5年(1776年)
出生地  ------------- 
没年月日 文化2年(1805年)6月27日
没地  ------------- 
特記事項 別名:無宿清吉
職業:盗賊
経歴 江戸時代の盗賊で無宿清吉とも呼ばれる。
盗賊として生計を立てており、数人の仲間と徒党を組み、路上強盗や引ったくり、武装強盗を繰り返し行った。町奉行や火付盗賊改方の懸命な捜査をあざ笑うかのごとく江戸中を蹂躙した。
神出鬼没であったために、異例の人相書が作成され、文化2年(1805年)4月に捕縛される(捕縛された場所は京都と伊勢・津の2説がある)。
あまりの神出鬼没振りにこの種の犯罪としては異例の人相書(普通人相書が出回る罪は当時一番重罪だった逆罪、すなわち主人や親を殺傷する罪である)が作成され、非常の捜査体制である捕物出役まで発動された。そのため上方へ逃亡し、文化2年(1805年)4月に彼の地で捕縛される(捕縛された場所については京都と伊勢・津の2説ある)と、罪を認め、市中引き回しの上、小塚原で仲間2名と共に獄門にかけられた。享年30。

豊島区の静かで落ち着いた雰囲気の霊園

豊島区の南部に位置する東京都営の共同墓地。都内にもかかわらず、静かで落ち着いた雰囲気の漂う霊園です。 夏目漱石の小説『こゝろ』の舞台になっていると言われています。 多くの著名人がこの霊園で眠ることでも有名で、霊園管理事務所(霊園の東端、中央)に、都立雑司ヶ谷霊園に眠る著名人の紹介パンフレットが用意されています。江戸・明治・大正・昭和と、この地域で活動した文化人を通して、この地域の文化や歴史の一端に触れることができます。


鬼坊主清吉の墓碑位置

1-8-5

墓情報

埋葬地名 都営 雑司ケ谷霊園
ウェブサイト http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index071.html
所在地 東京都豊島区南池袋4-25-1
最寄駅 • 東京メトロ有楽町線「東池袋駅」徒歩約10分
• 東京メトロ地下鉄副都心線「雑司が谷駅」徒歩約10分
• JR山手線「池袋駅(東口)」徒歩約15分
• 都電荒川線「雑司ヶ谷駅」徒歩約5分
最寄I.C. 首都高速都心環状線 護国寺 約5分
拝観時間 午前8時30分~午後5時15分
拝観料 無料
周辺情報 護国寺、区立中央図書館、東京大学付属植物園

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