岡田以蔵
[ おかだいぞう ]
生誕年月日 |
天保9年1月20日(1838年2月14日) |
没年月日 |
慶応元年5月11日(1865年6月4日) |
経歴 |
本名、岡田宜振(よしふる)。土佐勤王党の「人斬り以蔵」として恐れられた幕末の剣豪。
我流、武市瑞山道場の一刀流剣術、桃井春蔵の鏡新明智流を修め、九州諸藩をめぐり剣の腕を磨いた。
「天誅」の名の下に、安政の大獄で志士を弾圧した森孫六・大河原重蔵・渡辺金三郎・上田助之丞、など多くの暗殺。また粗野で酒飲みだった為に、土佐藩仲間からも疎まれる存在となるが、剣の腕を認めてくれる相手には喜んで協力し、勝海舟や、ジョン万次郎の護衛にあたる。
1863年、八月十八日の政変後、土佐勤王党は大弾圧を受け、以蔵も捕らえられ拷問を受ける。その後自供し、同志の不利をまねいたとされる。慶応元(1865)年閏5月11日、以蔵は斬首され、雁切河原に晒された。享年28歳。
辞世の句「君が為 尽くす心は 水の泡 消えにし後ぞ 澄み渡るべき」
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幕末剣豪が眠る高知の竹林
岡田以蔵の墓は高知市薊野北町の山中にある累代墓地にあります。西薊野バス停から西に向かって歩き程なくして見えてくる家電量販店の裏山がそれにあたります。
竹林の墓域には小さい看板がいくつか建ててあり、岡田以蔵の墓案内が書いてある頭が赤い木柱が見つけられればその付近にあります。
いくつか岡田家の墓がありますが、「岡田以蔵」ではなく「岡田宜振」と彫られた墓石が目印です。
墓正面に立つと墓前の水入れに「以蔵」と彫られています。
敷地内はやぶ蚊も多く生息するとのことですので、服装などに気をつけてご参拝ください。
墓情報
埋葬地名 |
高知県高知市薊野駅近郊の山中にある累代墓地 |
ウェブサイト |
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所在地 |
高知県高知市薊野北町1-11 |
最寄駅 |
• 土佐電気鉄道「はりまや橋駅」土佐電ドリームバスイオン線
(桟橋通五丁目行)乗車(約12分)⇒「西薊野バス停」下車 徒歩約5分
• 土讃線「薊野」徒歩約12分
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最寄I.C. |
高知自動車道 高知I.C. 約5分
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拝観時間 |
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拝観料 |
無料
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立て札による
案内・解説
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あり |
同じ墓域に眠る
偉人
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周辺地域に眠る
偉人
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武市瑞山、平井収二郎、溝渕広之丞 |
周辺情報 |
山本神社、椿神社
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