千葉さな子
[ ちばさなこ ]
生誕年月日 |
天保9年3月6日(1838年3月31日) |
経歴 |
小太刀に優れ、10代の頃に早くも皆伝の腕前に達したと言う。現代で言えばナイフ術の達人と言う扱いに当たる。
美貌で知られ、「千葉の鬼小町」、あるいは、「小千葉小町」と呼ばれたと言う。
16歳のころ、北辰一刀流桶町千葉道場に学びに来ていた坂本龍馬と知り合う。後に婚約を交わしたと言われ、龍馬の死を知った後も彼を想い続け、一生を独身で過ごした。
維新後は学習院女子部に舎監として奉職した後、千住にて家伝の針灸を生業としてすごした。
死後、身寄りがなく無縁仏になるところ山梨県の民権運動家として知られる小田切謙明が哀れみ、小田切家の墓地のある山梨県の日蓮宗妙清山清運寺に納骨されたという。
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山梨の日蓮宗 妙清山 清運寺
龍馬が暗殺され、明治維新の後、さな子は家伝の灸を生業にし、その灸の患者である自由民権運動家の小田切謙明夫妻と親しい間柄になりました。
千住で病死したさな子の遺骨は、豊次夫人の好意により無縁になる谷中の墓地より分骨し、小田切家の菩提寺であるこの清運寺に墓を建てました。
墓には「坂本龍馬室」と刻まれています。
さな子の墓には剣道など剣術の修行をしている方がさな子の強さにあやかりたいと必勝祈願をすることがあるようです。
また、千葉さな子さんの名前入り携帯ストラップ型の清運寺のお守りが販売されており、お守りは一つ500円になっております。
清運寺のウェブサイトよりご確認いただけます。
墓情報
埋葬地名 |
日蓮宗 妙清山 清運寺 |
ウェブサイト |
http://seiunzi.main.jp/ |
所在地 |
山梨県甲府市朝日5-2-11 |
最寄駅 |
JR中央線「甲府駅(北口)」徒歩約13分
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最寄I.C. |
中央自動車道 甲府昭和I.C. 約20分
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拝観時間 |
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拝観料 |
無料 |
立て札による
案内・解説
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なし |
同じ墓域に眠る
偉人
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周辺地域に眠る
偉人
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周辺情報 |
甲府城(舞鶴城)、御崎神社、喜久の湯温泉
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