川路利良  [ かわじとしよし ]

川路利良
画像元:Wikipedia
生誕年月日 1834年6月17日(天保5年5月11日)
出生地 薩摩国鹿児島近在比志島村(現・鹿児島市皆与志町比志島地区)
没年月日 明治12年(1879年)10月13日
没地 東京
特記事項 職業:警察官僚、陸軍軍人
通称:正之進
雅号:竜泉
別名:正之進
階級:大警視、陸軍少将
勲章:正五位勲二等
経歴 欧米の近代警察組織の骨格を日本で初めて構築した日本警察の父とされる人物。
近代日本の警察制度確立に貢献した官僚で幕末、禁門の変や鳥羽・伏見の戦で活躍して、西郷隆盛や大久保利通に一目置かれる存在となる。
明治維新後は警視庁大警視(のちの警視総監)となり、警察制度の確立に努めた。明治5年(1872年)には渡欧して各国の警察制度を視察し、帰国後はジョゼフ・フーシェに範をとったフランスの警察制度を参考にした警視庁の創設に努めた。警察と警察官の在り方を示した川路の語録は後に『警察手眼』(けいさつしゅげん)として編纂され、警察精神の基本論語として今も警察官に広く語り継がれる。
日本の近代警察制度の基礎を造った人物として高く評価されているが、「郷土に刃を向けた男」「西郷隆盛を暗殺しようとした男」として現在も郷土鹿児島ではあまり人気がないとされていた。平成11年に当時の小野次郎本部長らの提唱で鹿児島県警察本部(鹿児島市)前に銅像が設置されるなど、ようやく地元でも再評価の段階に入りつつあるとされる。

都心の歴史ある高級霊園

1872年(明治5)に日本最初の公営墓地として開かれた霊園で、都心にあり交通の便が大変に優れているため、いつでもこころおきなくご先祖様にお参りすることが可能です。
各界著名人のお墓があることでも知られている都立霊園で、大久保利通や、忠犬ハチ公の墓などもあります。永久に眠る地として都心を選ぶとき、著名人と同じ霊園ということはステータスをも思わせます。
また墓地の中は何本も道路が通っており、それら道路の両側には桜の巨木が多く植えられ、お花見の時期には桜の名所としても知られるほど。違った一面も楽しむことが魅力の霊園です。


川路利良の墓碑位置

1-イ4-1~3

墓情報

埋葬地名 都営青山霊園
ウェブサイト http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index072.html
所在地 東京都港区南青山2-32-2
最寄駅 • 東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩約8分
• 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」徒歩約12分
最寄I.C. 首都高速3号渋谷線「高樹町」約8分
拝観時間 午前8時30分~午後5時15分
拝観料 無料
周辺情報 旧乃木邸、乃木神社、都立青山公園、国立新美術館

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