挨拶のしかた

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挨拶のしかたとは [法要での挨拶文例]

生前からのお付き合いも含めて感謝の意を伝えましょう

忌明け前の挨拶

初七日忌は葬儀後初めての法要で、重要な儀式です。葬儀の日から間がないため、葬儀の日に初七日忌の法要もあわせてすます付七日が最近では多くなっています。

初七日忌での挨拶例

⇒喪主が妻の場合

先日の葬儀の折には、急なことにもかかわらず、皆様には多数ご会葬いただきまして、まことにありがとうございました。その上本日は、このようにお集まりいただき、故人もさぞ喜んでいることと存じます。
夫が亡くなりましてからあっという間に七日が過ぎてしまいました。お葬式、告別式では、皆様にお礼を申し上げることもできませんで、たいへん失礼いたしました。今後は、夫の遺志を継いで子供たちと力をあわせまいる所存でございます。
本日は格別のおもてなしもできませんが、あちらの部屋に心ばかりの粗餐をご用意しております。夫のことなどを語り合っていただきながら、どうかごゆっくりと過ごしていただきたいと存じます。
本当にありがとうございました。

⇒喪主が息子の場合(付七日)

ひと言ご挨拶申しあげます。
本日は亡き父のためにご多忙中にもかかわらず、皆様方にはご参列いただきまして、まことにありがとうございました。このようにお集まりいただき、父も草葉の陰で喜んでいることと存じます。
おかげさまで葬儀を滞りなく終了することができました。また、父の実家が遠隔地であることもあり、本日初七日の法要もあわせてとり行いました。長時間ありがとうございました。
これといったおもてなしもできませんが、故人の思い出話でもお聞かせ願えればと存じます。
本日はありがとうございました。

四十九日忌で

⇒喪主が母の場合

本日はお忙しい中を、亡き息子の四十九日におでかけいただきまして、まことにありがとうございました。
亡き息子の生前中はなにかとご厚誼を賜り、永眠の折にもひとかたならぬご配慮をいただき、深く感謝しております。あらためて厚く御礼を申しあげます。
なお、納骨は初七日忌に無事すませましたのでご報告申し上げます。
ささやかですが、席をご用意いたしました。故人を偲びながら、ゆっくりとお過ごしいただきたいと存じます。
本日はありがとうございました。

忌明け前の挨拶例

百力日忌で

⇒喪主が夫の場合

本日は亡き妻の百力日忌にちなみまして、このように大勢の方にお越しいただきまして、ありがとうございます。
妻は交通事故による突然の死で、本人がいちばんの心残りでしょうが、百力日が過ぎ、今は安らかな眠りについていることでございましょう。残された私ども家族は新しい気持ちでがんばっていきたいと存じます。
本日はゆっくりおくつろぎの上、粗餐ではありますが、故人の思い出などお聞かせ願えればと存じます。
どうもありがとうございました。

一周忌で

⇒喪主が妻の場合

本日は皆様お忙しい中を亡き夫の一周忌においでいただきまして、ありがとうございます。
早いもので夫が亡くなりまして一年の月日が過ぎました。夫の先立たれましてから、しばらくはぼう然とするばかりでございましたが、ようやく元気を取り戻すことができました。これもひとえに、皆様方のお力添えのおかげと感謝いたしております。
ささやかではございますが、席を用意いたしました。ごゆっくりとご歓談くださいますようお願い申し上げます。
本日は本当にありがとうございました。

三回忌で

⇒喪主が孫の場合(お斎の席の冒頭)

皆様本日は亡き祖母の三回忌にあたり、ご案内を差し上げましたところ、お忙しい中をわざわざお運びいただきまして、ありがとうございました。遺族一同感謝に堪えません。亡き祖母もさぞかし喜んでいることでございましょう。
ごらんのとおり、ささやかな膳ではございますが、今日はごゆっくりおくつろぎの上、お酒なども十分に召し上がってくださいませ。
どうもありがとうございました。

七回忌で

⇒キリスト教式の場合

本日はお忙しい中、息子の追悼ミサにお運びいただき、ありがとうございました。早いもので息子が神に召されてから1年という月日が過ぎてしまいました。
皆様にお会いできて、息子もきっと喜んでいることと存じます。別室に茶菓の用意がしてございますので、もしお時間が許すようでしたら、どうぞごゆっくりお過ごしいただきたいと存じます。
本日はどうもありがとうございました。