四十九日当日の流れ

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(1)僧侶の読経→(2)焼香→(3)僧侶の法話→(4)納骨→(5)施主または遺族代表の挨拶→(6)会食→(7)施主または遺族代表の挨拶→(8)引き物の引渡し

(1)僧侶の読経(通常20〜30分)

(2)焼香

お焼香の順番お焼香の順番は、施主→故人と関係の深かった順に行います。

(3)僧侶の法話

(4)納骨

この日に納骨を行う場合は、法要の後に墓地に行き、僧侶の立会いのもとで、納骨を行います。

(5)施主または遺族代表の挨拶

法要に出席していただいたお礼、葬儀などでのお礼などをします。下書きなどもお忘れのないように気をつけましょう。
挨拶文例集。

(6)会食

法要後の会食は、住職や参列者を感謝の意味でもてなすものです。故人をしのびながら、和やかなひとときを持てるように気を配る必要があります。 僧侶の方が会食を辞退された場合は「御膳料」を(だいたい、5千円から1万円ぐらい包むことが多いようです)「御車料」、「謝礼」(御布施)などと一緒に渡します。会食の席次会食の席での最上席は僧侶に座ってもらいます。施主は僧侶をもてなす意味で、僧侶の隣に座りますが、他の親族は末席に座るのが普通です。
法要の席次(例)和室20名の場合の例一番の上席は出入り口に遠く、祭壇に近い① の席になります。上席からの順番は、番号に示すとおり右側のテーブルの内側②が次の席となり、以下③、④、⑤と続きます。ちなみに、法要の席順は葬儀とは異なり、親族は末席に座ります。

(7)施主または遺族代表の挨拶

施主の挨拶(法要に出席していただいたお礼、葬儀などでのお礼など)
挨拶会食を始めるとき、施主は参列者に挨拶をし、終了のときも施主が挨拶をします。下書きなどもお忘れのないように気をつけましょう。

(8)引き物の手配

お供えを出席された方に分け、一緒に持って返っていただく場合もあります。その場合は手提げ袋など人数分を事前に用意しておき、持ち帰りに便利なようにしておくとよいでしょう。

中陰法要の種類

法要の時期は亡くなった日を含めて数えるのが一般的です。
(※関西では亡くなった日の前日から数える場合もあります。)

法要の種類 時期
(死後)
説明
付け七日(つけなのか) 1日目 葬儀当日に還骨勤行に合わせて初七日を行うことです。
初七日(しょなのか) 7日目 しょしちなのか・初願忌(しょがんき)とも呼びます。
還骨勤行の法要や告別式にあわせて行う場合が多いです。
二七日(ふたなのか) 14日目 にしちにち・以芳忌(いほうき)とも呼びます。
三七日(みなのか) 21日目 さんしちにち・洒水忌(しゃすいき)とも呼びます。
四七日(よなのか) 28日目 ししちにち・阿経忌(あぎょうき)とも呼びます。
初月忌(しょがっき) 月命日 没後、最初の月命日の法要です。
五七日(いつなのか) 35日目 ごしちにち・三十五日(ごしちにち)・小練忌(しょうれんき)とも呼びます。
中陰の中でも重要な日ですが、省略される場合がほとんどです。 地方によって忌明けとするところもあります。
六七日(むなのか) 42日目 ろくしちにち・檀弘忌(だんこうき)とも呼びます。
七七日(なななのか) 49日目 しちしちにち・四十九日(しじゅうくにち)・忌明け・満中陰・尽七日・大練忌(だいれんき)とも呼びます。
一周忌までの法要の中でも最も重要な法要です。
省略せずに友人、親戚を呼び、僧侶がお経を上げます。
供養を行った後に会食をします。
納骨法要もあわせて行うことが多いです。
忌明けに合わせて香典返しを送ります。