有島武
[ ありしまたけし ]
特記事項 |
職業:官僚、実業家
親族:有島宇兵衛(父)、有島武郎(子)、有島生馬(子)、里見弴(子)、森雅之(孫)
受賞:従三位勲一等
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経歴 |
薩摩藩の郷士・有島宇兵衛の長男で、幼いころに宇兵衛が藩主島津家のお由羅騒動に関わり種子島へ流罪となったため、家族は苦しい生活を強いられた。その後、長崎や江戸へ留学して砲術や練兵、英語などを学び、明治維新後の1872年、大蔵省租税寮に出仕し、1878年にはヨーロッパへ派遣された。その後は大蔵省少書記官、横浜税関長、国債局長、関税局長などを歴任し、財務官僚として活躍した。
退官した後は実業界に視野を広げ、京都鉄道会社、日本鉄道会社、山陽鉄道、第十五国立銀行などで取締役を務めた。1903年、東京市議会議員に当選して1905年まで議員を務めた。75歳でこの世を去る。
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都内最大規模の霊園
海外の墓地形式を初めて取り入れた静かな公園墓地。面積128ヘクタールと都立霊園の中で最大の規模を誇ります。広大な霊園ですが霊園中央にはバスが通り、自身の墓所近くで下車できる事もあります。
都立多磨霊園には岡本太郎をはじめ、各界の著名人が埋葬されている墓地としても有名です。そのほか、1600本の桜があり、桜の名所でもあります。樹齢80年と言われるソメイヨシノは、府中の名木百選にもなっています。
一般墓地の他に外人墓地、壁墓地、芝生墓地、無縁墓地、納骨堂などさまざまな供養形式に対応しています。
有島武の墓碑位置
10-1-3-10