墓石の形態

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墓石の形態は、その方のライフスタイル・価値観に応じて様々あります。以下にその形態について紹介していきます。要望に見合うような形態を選択しましょう。

(1)家族墓

先祖代々を祀り、そして末代に渡って、お墓を受け継いでいくための墓石の形態です。長い間、そして現在においても、もっともポピュラーな形態で、石塔[せきとう]には「○○家之墓」・「先祖代々之墓」というような文字が刻まれます。また、納骨する度に、墓誌等に戒名や俗名なども刻んでいきます。

(2)夫婦墓

夫婦を祀るための墓石の形態です。子供がいない等、お墓の継承者がいない場合に、よく選択される形態で、和型や洋型など、デザイン性のある個性的なお墓が建てられるケースが多くみられます。

(3)個人墓

個人を祀るための墓石の形態です。本人以外は祀ることのないお墓のため、その方の想い・趣味・功績・キャリアなどを反映した、独自性のある趣深いお墓が多くみられます。ご自身の意思を尊重させるため、生前に建てられる方が多いようです。

(4)両家墓

2つの家を1つのお墓で祀るための墓石の形態です。お墓の継承者がいない家同士で建墓されることが多く、石塔[せきとう]にはご両家の姓が刻まれるのが一般的です。

(5)共同墓

友人や知人あるいは信仰などを同じにする者同士を1つのお墓で祀るための墓石の形態です。現在はあまり存在しておりませんが、ライフスタイルが多様化する中、今後注目される形態です。